【重要】端末による画面表示の違いについて
スマートフォンやタブレットなどでは、現場作業での誤操作を防ぐため「区画のタップ(打設記録)」と「訂正」以外の操作メニューが自動的に非表示になります。図面の作成、設定変更、履歴確認などの管理操作はパソコン(または画面幅の広い端末)で行ってください。
1. アプリの開始方法(ログイン・新規作成)
このアプリは、コンクリート打設メンバー全員で同じ打設割図を共有しながら作業を進めるためのツールです。
手順
- 画面上部の「チーム名称」に、お好きなチーム名(例:tateko)を入力します。
- 「4桁の数字」に、パスワードとなる4桁の数字(例:0357)を入力します。
※パスワードは半角数字4桁のみ入力可能です。
- 「接続 / 新規作成」ボタンをタップ(クリック)します。
💡 ポイント
初めて入力したチーム名と数字4桁パスワードの場合は、自動的に「新規作成」として登録されます。
他のメンバーが同じ画面を見たい場合は、ここで決めた「チーム名(例tateko)」と「パスワード(例0357)」を共有して、同じようにチーム名と数字4桁パスワード入力してもらえば、画面を共有できます。
2. 区画番号の設定と図面のタップ
現場の各区画(四角いマス目)をタップすることで、コンクリート打設の打ち重ね記録が開始されます。
手順
- 未タップの区画には、初期状態の区画番号が表示されています。テキスト枠内をクリックして、現場に合わせた任意の文字や番号に編集可能です。(※名称の編集はパソコン専用です)
- 打設した区画を1回タップします。
- その区画に色が付き、以下の情報が表示されます:
- 区画番号(例:[1])
- 何層目か(1層目、2層目...)
- 現在の時間(例:10:00)
- 制限時間(例:12:00 ※設定した許容打継時間によります)
- 現在地のハイライト: 直近でタップした区画は全体が白く明滅(ハイライト)し、自分の担当ルートや現在地を一目で確認できます。(このハイライトは自分自身の端末でのみ表示されます)
- 同じ区画をもう一度タップすると、「2層目」として新しい時間が上書き記録されます。
- 区画をタップすると、自分の端末には即座に反映されますが、他のメンバーの端末に反映されるまでに最大10秒程度の時差が発生する場合があります。
3. 打ち重ね数・許容打継時間・警告表示の設定について
記録した時間から一定時間が経過すると、区画が赤色に変わり、打ち重ね時間超過警告をお知らせします。また、コールドジョイントを防ぐため、隣接するマスにも注意喚起を行います。
動作の仕組み
- 画面上部のメニューから、最大となる「打ち重ね数」、「許容打継時間(2時間 または 2.5時間)」、および「警告表示(分前)」を設定・変更できます。(※設定変更はパソコン専用です)
- 即時反映: 作業の途中で各種数値を変更した場合、現在のタップ記録を維持したまま、制限時間や警告の判定が即座に再計算され盤面に反映されます。
- 時間が経過し、「制限時間」の指定時間前(初期値:30分前)になると、その区画が自動的に赤色に変わります。
- (例:2時間・30分前設定で10:00にタップした場合、制限時間は12:00になります。その30分前の11:30になると、区画が赤色に変わります。)
- 隣接マスの警告(赤枠): 警告状態になった区画の上下左右に隣り合うマスには、自動的に太い赤枠が表示され、水平方向の打ち継ぎリスクを視覚的にお知らせします。
- ⚠️重要: コールドジョイントを防ぐため、警告が出た区画の上に次の層を打ち重ねて赤色表示が消えたとしても、隣接するマスが同じ層まで打設(タップ)されない限り、この赤枠警告は解除されません。
赤い区画および赤枠が表示された箇所は、速やかに打ち重ね作業が必要であることを、一目で確認することができます。
4. 記録の訂正(間違えてタップした場合)
間違った区画をタップしてしまった場合や、層の回数を戻したい場合の操作です。
手順
- 色がついている区画の中にある「訂正」ボタンをタップします。
- 「訂正しますか?」という確認メッセージが出るので、「OK」を選びます。
- タップした回数が1つ前の状態に戻ります。(1層目の時に訂正すると、元の透明な状態に戻ります。)
5. 図面の作成・更新(AI解析・手動設定) パソコン専用
現場の寸法に合わせて図面を生成します。AIによる図面画像の自動読み込み、または手動での数値入力に対応しています。また、生成後に不要な区画を除外して自由な形状の図面を作成することが可能です。
手順
- 画面上部の「図面編集」ボタンをクリックします。ボタンがオレンジ色になり「図面編集中(不要な区画をタップして除外)再クリックで戻る」という表示に切り替わります。
- 【AIで自動入力する場合】
設定パネル内の「🤖 AI画像読込」にある「ファイルを選択」ボタンから図面の画像(寸法が分かる平面図・断面図など)をアップロードします。
数秒待つと、AIが寸法を自動解析して各入力欄に数値をセットし、平面図が自動で更新されます。
- 【手動で入力・修正する場合】
以下の項目に数値を直接入力し、「平面図更新」ボタンをクリックします。
- 総横幅 (m): 現場の全体横幅(X方向)
- 総縦幅 (m): 現場の全体縦幅(Y方向)
- X方向 / Y方向の区割(m) カンマ区切り: 各マスのサイズやブロック間の隙間寸法を、「3.0, 9.1, 1.2」のようにカンマ(,)区切りで入力します。
- 異形平面(隙間や不要区画の除外)の作成:
十字の梁構造や独立したフーチングなどを作る場合、「編集中」の状態で、打設しない不要な区画(ブロック間の隙間に該当する細いマスなど)をタップします。
タップしたマスはグレーアウトして無効化されます。(間違えた場合はもう一度タップすると元に戻ります)
- 図面の形状が完成したら、再度オレンジ色の「図面編集中...」ボタンをクリックして編集モードを終了します。グレーアウトした区画が非表示になり、タップできなくなります。
⚠️ 注意事項
- 同じ打設チーム名、パスワードで「平面図更新」または「AI画像読込」を行うと、現在記録されているタップ履歴(時間や色)がすべてリセットされ、初期状態に戻ります。別の図面を新規作成する時は「チーム名」または「数字4桁パスワード」を変更してください。
- 図面寸法の変更について:数値を手入力で変更しただけでは保存・反映されません。マスの寸法等を変更した後は必ず「平面図更新」ボタンを押してください。
- 更新時のエラーについて:「接続 / 新規作成」を完了する前に図面の更新を行うと、「未保存の変更あり...」という表示のまま操作が進まなくなります。必ずチームに接続した状態で図面の設定・更新を行ってください。
6. 位置テキスト、方角の変更 パソコン専用
図面の上下左右に表示されている方角(東西南北)の文字は、クリックして直接入力することで、自由に位置名称(方角以外も可)に変更可能です。
現場の実際の向きに合わせて書き換えてください。変更した内容は自動的に保存されます。
7. タップ履歴の確認と保存(JSON保存) パソコン専用
作業の履歴をリアルタイムで確認し、データとして出力することができます。
機能の仕組み
- タップ履歴(見える化): 画面上部のリストに、どの区画を何時にタップしたかの時系列履歴がテキストで一覧表示されます。
- JSON保存: 「JSON保存」ボタンをクリックすると、これまでの全タップ履歴をファイル(JSON形式)として端末にダウンロードできます。
8. 記録の再生・読み込み機能 パソコン専用
これまでの打設順序をアニメーションのように振り返ることができます。また、保存したデータを読み込んで再現することも可能です。
手順
- 現在の状態を再生する場合は、そのまま画面上部の「再生」ボタンをクリックします。
- 過去のデータを再現したい場合は、まず「JSON読込」ボタンをクリックして保存済みのJSONファイルを選択し、その後に「再生」ボタンをクリックします。
- 図面が一旦クリアされ、実際にタップされた順番に1秒間隔で区画情報が自動表示されていきます。
- 途中で一時的に止めたい場合は「一時停止」ボタンを、再生を完全にやめて元の画面に戻りたい場合は「再生停止」ボタンをクリックします。
- 再生がすべて完了すると確認メッセージが表示され、自動的に元の最新の図面状態へ戻ります。
9. 作業の終了とロック パソコン専用
打設作業がすべて完了した際に使用する機能です。
機能の仕組み
- 画面上部の「終了」ボタンをクリックすると、終了確認のメッセージが表示されます。
- 「OK」を選択すると、盤面のタップ記録や区画番号の編集がすべてロック(無効化)され、誤操作を防ぎます。
- 同時に、最終的なタップ履歴データ(JSONファイル)が端末に自動的にダウンロードされます。